不動産担保ローンもローンの一種ですから当然審査と呼ばれるものがあります。
一体どのような審査が行われるのか?
不動産担保ローンの審査の詳細です。
不動産担保ローンを利用し融資を受けるためには当然のことながら審査がありますが、大抵の融資会社は審査の内容を非公開としています。
しかしながら不動産担保ローンの審査について気になりますよね。
不動産担保ローンの審査は、一般的には返済者の収入に基づき弁済能力がどの程度なのか、そして担保に入れる不動産の価値はどの程度なのかについて融資側が審査し、更に保証会社による審査となります。
担保不動産の審査では「融資額に対し担保になりうるだけの価値があるのか否か」について審査される事となり、これらの審査をパスすることで多額の融資を受けられるということになります。
そして通常、不動産担保ローンで受けられる融資額は、担保に入れる不動産価値の約7割程度であることから、実際に受けられる融資額は場合によって希望する額に達しなかったり不動産が担保とみなされなければ融資をお断りされることになります。
しかし逆に考えれば不動産を担保としている時点で、万が一返済不可能になった場合でも既にその引き当てを確保していることになるため、不動産価値が高ければそれだけ多額の融資を受けることができるという事にもなります。
また担保として不動産には抵当権や根抵当権設定がされ、融資額に対し一定割合を掛けた金額を税金として支払わなければならず、この税金は融資される側つまり借り入れる側が負担することとなっています。
審査基準について覚えておきましょう
不動産担保ローンを利用する際には、こちらの税金分となる費用についても用意しておく必要があります。
ちなみに不動産担保ローンの審査基準は以下になります。
◇職種/年収/勤続年数
◇現在他社からの借入があるか否か、ある場合はその額
◇過去に借り入れた経歴があるか否か、また事故の有無
◇不動産の担保的価値
以上が不動産担保ローンの審査基準となります。