銀行と消費者金融会社とではそれぞれ融資条件に若干の違いがあります。
自分に合った方を選択するためにも、消費者金融会社の融資条件についての解説です。
消費者金融会社の不動産担保ローンの融資条件は銀行と比べると若干の違いがありますので、銀行と消費者金融会社の両方の融資条件を比較して自分に合った方を選択しましょう。
消費者金融会社では無担保ローンの他、不動産担保ローンを扱っているところもあり、その際の年齢に関する融資条件は以下になります。
◇満20歳以上60歳以下の給与所得者あるいは満20歳以上満64歳以下の自営業者で収入が安定し返済能力がある人
以上のようになっており、銀行に比べ年齢での融資条件は若干制限されてしまう事になりますが、給与所得者も申込対象となっている点では個人でも利用しやすいのではないでしょうか。
また融資限度額も100万円〜1億円と銀行に比べ多額である他、返済期間は最長30年で回数も自由に設定することができるようになっており、これらの点も銀行よりも融通が利く点であるといえます。
担保物件については抵当権や根抵当権の設定がされていたとしても融資可能であるか否かについて検討対象となる他、第3者名義の不動産であっても名義人本人の了承を得ることで不動産担保ローンの融資が可能となるケースもみられます。
また貸付利率は実質利率の9.2%〜15.0%で設定されており、元金一括返済方式により返済していくことになります。
*元金一括返済方式とは、 元金の返済額が毎回同額であり、元本の残高で計算される利息が変動する返済方式。
このことから、消費者金融会社で不動産担保ローンを利用すると返済当初、債務総額が多額になるため当分は元金より利息分の支払いに勤しむ事になります。
このように消費者金融会社の不動産担保ローンの融資条件は銀行に比べ融通が利くため、個人が利用するには銀行より利用しやすいということになります。
但し、消費者金融会社の中には悪徳業者も存在しますので要注意です。